子供の自信を育てる工夫―学校の準備が一人でできるように

小学生までのお子さんの手作り個別療育専門家で現役教師の鈴木あづみです。

去年、小学校で指導をしている時に保護者の方からこのようなお悩みをお伺いしました。

「うちの子は学校の準備をしていかないんです。親としては子どもが困れば自分で用意するようになると思っているのですが、一向にその気配がなくて…」
そういう訳で、お子さんは毎日忘れ物をしています。
さらに学校では忘れ物があると誰かが貸してくれるので「学校で困る」ということ自体が発生しにくいのです。
さらにさらに教科書やノートは既に「置き勉」状態なので、困り事は本人にはないのです。むしろ困るのはママさんです。学校から配布されるお便りが手元に届かないのですから。

ご相談いただいたお子さんは低学年のお子さんでした。
今からこれでは先が思いやられるばかりか、叱られてばかりいる子供になってしまいます。
そのうち「◯◯さんだから仕方ない」と諦められてしまったら、それはとてももったいないことです。
なぜなら、自分で準備できる能力があるからです。

さて、お子さんはどうして学校の準備をしていかないのでしょうか。
ママさん…というより大人から見れば「していかない」のですが、お子さんから見れば恐らく以下のパターンに分かれます。

  1. 支度をする習慣がまだ身についていない
  2. 支度をしたくてもその方法がわからない
  3. いつ支度をすればよいか分からない
  4. 支度をしようとしているがついつい忘れてしまう。
  5. 1〜4の要因が重なり合っている

3と4の場合、毎日支度をする時間や時刻を決めておきましょう。
例えば「帰宅してすぐ」や「夜の8:30」などです。
最初は大人と一緒に準備したり、大人がチェックしたりしましょう。
完璧になってきたら見守りは不要です。
ただし、その行動を維持させるためには月に1〜3回ほどの見守りが必要な場合もあります。

1と2はまずは一緒に支度をします。
1の場合は先ほども申し上げましたが「いつ準備をするか」ということを明確にしておきましょう。
時間割を揃えることはもちろん、筆箱の中の鉛筆を削ったり連絡帳のチェクもしたりしましょう。
必要に応じた工夫も大事になってきますが、子供がマスターすれば自律的な行動につなげることができ、さらには自信にも繋がりますので決して損ではないです。

家庭で「こんなことが困っている」ということはありませんか?

平成28年5月22日の日曜日に、ママさんたちの「困った」を少しでも解決できるような「日常生活の工夫」についての学習会を実施します。

  • 消しゴムで文字をキレイに消すためには?
  • ズボンのポケットにものを入れたまま洗濯しないようにするためには?
  • 靴を脱ぎっぱなしにしないようにするには?
  • 忘れ物をしないようにするためには?

など、皆さんのお声を活かした学習会にします。

日時:平成28年5月22日(日) 14:00-16:00
場所:新小岩北地区センター
料金:1500円(うち500円を熊本の大震災に寄付いたします)

お申込みはこちらからお願いいたします。
皆さんのお友達も是非お誘いください。