怒りのボルテージがMAXになりかけると相手に不快な言葉を投げかけてしまうケースへの対処法

みなさん、こんにちは。教育×療育で家族の幸せを目指す鈴木あづみです。

今週はアセスメントの週になっていますが、今回、ママさんからこのような質問をいただきました。

「家族や友達とケンカしている時、最終的に気持ちが固く詰まったような強い言葉を言うのをどうすれば止めされられせるんですか?」

ママさんのおっしゃる「気持ちが固く詰まったような強い言葉」とは「死ね」「警察に訴える」というような、誰もが耳にすればぞくっとくるような言葉です。

少し冷静になって考えてみましょう。
ママさんにとってみれば、お子さんから発せられる言葉には「気持ちが固く詰まったよう」に感じるかもしれませんが、お子さんも全く同じ気持ちでその言葉を使っているのでしょうか。
人間の感じ方は十人十色です。同じ言葉を投げかけられても、ある人は敏感に反応する人もいれば、そうでない人もいます。
ですから、お子さんがその言葉をどんな思いで使用しているかということは、私たちが測ることができないのです。

そこで活用するのがABC分析です。
応用行動分析の基本的な考え方ですよね。

  • A(先行事象):終わりの見えないケンカ
  • B(行動):「死ね」という
  • C(結果):相手がすくみあがる・相手が引く(ケンカで自分が優位になるから強化されている)

相手が大変強い不快感を感じて、一瞬でも怯むことが、そのお子さんにとって強化子となっています。
その怯みは視覚的に分かるため、あたかも自分がケンカの勝者になったような快感を得てしまっているのです。
だから、この「死ね」などの言葉を使う頻度が増えますし、使うのが習慣になってしまっている域に達しているので「直す」ということ自体非常に困難です。

「難しい、難しい」と言っていても先に進めないので考えました。

  1. 「死ね」を意味通りに受け取ることを止める。さらっと流す。(もしかすると、本人が落ち着くために必要な言葉の可能性があるから)
  2. 「死ね」を他の言葉に言いかえるように教える。その際、怒りMAXに近くなったら、本当はどうしたいのかを事前に本人に聞いておいたり行動観察したりする。そして教える言葉を考える

この2つを実施することで少しずつではありますが、解決方向へ導くことができると思います。
ママさんにもこのような提案をしました。

結果がどうなるのか見守ることだけしかできませんが、他に方法がないか考えてみます。
「何がヒットするか分からない」
それが人間です。案はたくさんあるに越したことはありません。

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