特別支援教室・学級・学校で指導ができる教師が不足している実態

教師の数が減ってきています。
人口の多い東京でもこのような事態に
陥っているとは、由々しき問題です。

 

 

 

 

 

今は日本各地で入学式シーズンを迎えています。

新1年生のみなさん、ご入学おめでとうございます。
人生のステップアップがこの「入学」というものに
たくさんつまっていますよね。

 

その一方で、
学校で年々深刻になるのが「教師不足」です。
私が住んでいる葛飾区では
4月6日現在のとある小学校の学校便りの教職員紹介の欄に
「あと1名申請中」という言葉が2つもありました。
いずれも産休・育休代替の教師でしたが、
ちょっと驚きですよね。
しかも不足しているうち、
2名とも今年度からスタートする
特別支援教室の教師
です。

 

この学校は、
特別支援教室の「拠点校」になっています。
「拠点校」というのは、
ここの教師たちが他の学校(複数校掛け持ち)へ行って、
子どもたちと特別支援教室専門員(非常勤職員)を
指導する立場にあります。
「指導する立場」なので、
保護者としても、そして教師としても
キャリアがあり、専門性に長けている人物を
思い浮かべてしまいます。

 

この学校は特別支援教室の教師が9名です。
5名は去年までこの学校の通級学級の担任です。
2名が新規採用、
つまり、初めて学校の先生になった方です。

1名は通常の学級からの異動です。
1名は産休・育休代替の教師です。
(しかもまだ決まっていない((+_+)))

 

 

 

もうお気づきですよね?
今まで特別支援教育を専門としていない教師たちが、
特別支援教室を利用する子どもたちと
新設された特別支援教室専門員の
指導をすることになるのです。

 

アメリカでは、
通常の学級を10年以上経験していないと
特別支援教育を専門職とする
教師になることはできません。
でも、日本では新規採用の人でも…
というより新規採用者が
特別支援教育を専門とする
教師に多用されています。
どこの特別支援学級・特別支援教室にも
新規採用者、またはそれに近い先生が
いらっしゃいます。

 

今の葛飾区、いや、東京都には
特別支援学級や特別支援教室で
指導できる教師が非常にに限られています。
専門的な技術を身に付けている人が少ないですし、
新規採用の先生たちをこれから育てて…
と考えても通常の学級への配属を
優先されてしまっているようです。
(今回例に挙げた小学校をみれば一目瞭然ですよね)

 

障害者差別解消法が施行されて
注目を浴びている「合理的配慮」に
準ずる姿勢を学校も見せてほしいところです。

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