自他の区別―認識できるようにするには「分ける」ことに意味を持たせる

「自分のもの」
「他人のもの」の
区別というものは、
人が成長する中で
自然に身に付いていくものですよね。

 

ただ、世の中には
目に見えにくいこともあります。


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例えば、
衣類や持ち物は目に見えますし、
使い慣れていくものなので
「自分のもの」と認識することが比較的容易です。

 

しかしながら、
新規なものや目に見えにくいものですと
「自分のもの」「他人のもの」ということが
分かりにくくなってしまいます。

 

 

さらに
「みんなで使うもの」が入ってくると
一度に理解することが難しくなってしましますね。

 

 

今回はこの
「自分のもの」「他人のもの」
という区別を学んでいる
お子さんの事例をご紹介させていただきますね。

 

 

 

 

まずは写真をご覧ください。
DSC_0126
お菓子と2つの器が並んでいますね。
この色違いの器が実は重要なのです。
まずは、お子さんに
「赤色は〇〇さん、水色は先生のね!」
と説明をして机の中央に皿を置きます。

 

それから、
この2つの器にお菓子を一粒ずつ入れます。

 

そして
「○○さんのはどっち?」
と質問をして、

赤色を示すことができれば
器を渡します。

 

水色の器は指導者のそばに置きます。

 

 

お子さんはお菓子を食べてしまうので、
おかわりを要求してきます。

 

ここで水色の器を
お子さんが取れない位置に置いて
お菓子の箱を見せます。

 

そして、お子さんから
「おかわり」の要求を引き出して
赤色の器にお菓子を入れます。

 

このようにすることで、
赤色の器の方が
どうやら良いこと(ここではおかわりをもらえる)が
起きる確率が高い、ということを学びます。

 

 

これが自他の区別の初期段階の教え方です。

 

 

ちなみに・・・・
なぜ赤色の器なのかというと、

今回指導したお子さんが
赤に対する反応が良いからです。

 

今回はこの赤色の器を使用することも
大きなポイントでした。

 

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