教師の立場から見た特別支援学級の状況②

みなさん、こんにちは。
今回の記事は教師の立場から見た特別支援学級の状況①の続きです。

特別支援教育と療育を学校の先生は分けて考えていますが、それは大本をたどれば文部科学省の管轄なのか、それとも厚生労働省の管轄なのかというところの違いです。特別支援教育は「教育」つまり文部科学省の管轄ですが、療育は「福祉」つまり厚生労働省の管轄であるというお話しもどこかでさせていただきました。
そのため、いわゆる「昔からの流れ」に縛られているベテラン先生が非常に多くいるのです。この考え方が自然に経験年数の浅い若い先生に浸み込んでしまうのだと思います。
この長年の軋轢ともいえる療育と教育。今後はもう少し歩み寄って全ての児童生徒のニーズにさらにマッチした指導をしてほしいと思っています。

ところで、実は私も驚いたことがります。それは特別支援学級の担任も特別支援学級が設定されている学校の校長先生でも「療育」という言葉を全く知らない教師がいるのです。恐らく70%ほどの教師が知らないのではないかと思います。通常の学級の担任でしたらなおさらです。

以前、私が小学校で特別支援学級の担任をしていた時に療育の説明を勤務校の校長先生にしたところ「あぁ、訓練ね!」という言葉でまとめられてしまいました。これにはひどく驚愕してしまいました。
さらに教育委員会で特別支援教育を担当している職員の中にも療育を知らない人もいます。
これは由々しき事態だと強く思います。

このような現状なのですから、小学生になっても療育のニーズは後を絶ちません。しかし、小学生になるととても慌ただしい日々が待っています。だから「学校についていくのが精一杯」になてしまって、本来育てなくてはならない成長が疎かになってしまう可能性があります。

特別支援学級でも「いい先生」に当たればラッキーなのですが、そのような先生は本当に一握りしかいないのが現状です。なぜなら、そのような先生こそしっかりと「療育」に対して理解がある教師だからなのだと私は思っています。

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