児童発達支援事業の一つ「放課後等デイサービス」に預けても安心できない現実

みなさん、こんにちは。これからお話しをすることはごく一部の事例にすぎません。ただ、命を預かる大人として安全面への配慮が欠かせない、いや、必須だと思うのでこのように文章にしたためました。そしてこれは自分自身への警鐘でもあると思っています。

昨年11月の雨が降っていた休日にプライベートで名古屋にある「リニア・鉄道館」へ行きました。埼玉県さいたま市にある鉄道博物館のように引退した貴重な列車の車両が展示されていましたし、リニアモーターカーの乗車シミュレーションもありました。鉄道好きな子どもはもちろん、大人でも賑わっていました。今回はその際に目にしたことからお話しいたします。

私は2階から1階へ階段を利用して降りましたが、そのすぐ近くにエレベーターがありました。2階のエレベーターのドアで一人のダウン症の男のお子さんが立っていましたが、私が階段で1階へ降りたらそのお子さんは一人でエレベ―ターを利用して階下へ移動していたのです。これは明らかに家族と離れてしまったのだと思ったので声を掛けましたが、本人は迷子だという状況を把握していなかったので係の方に引き渡すまで時間がかかってしまいました。

のちに分かったことなのですが、その男のお子さんは家族と来館していたわけではありませんでした。恐らく普段から通っている児童発達支援事業所の遠足のような行事で来館していたようでした。
そのお子さんのその日の担当の方は、つかず離れずの姿勢をみせて、ある程度お子さんの自由を尊重してい安全管理の仕方をしていたのでしょう。しかし、ご自身が展示物に気を取られたり、体験コーナーで体験してみたりと「人の命を任されている」という視点からすると首を傾げるような行動も取っていました。私自身、小学校の教師でしたので、このような外出の際の引率には非常に気を遣っていましたので、少々驚いてしまいました。

ところで、児童発達支援事業所といっても、お子さんの安全や衛生を第一に考えているというところもあれば、それは当たり前のことで他のことに気を取られてしまっているというところもあります。さらに言えば「児童発達支援事業」としてお子さんの将来のためにスキルアップを図っているところもあれば、ただのお預かりになってしまっているところもあります。
特に小学生が通う児童発達支援は満員のところが多く、保護者も放課後の子どもたちの行き場を探している現状があります。そのため「どこでもいいから空いているところに入れたい」という考えになってしまっています。しかも児童発達支援事業自体、1日当たり一人10000円です。利用者が支払うのは1割ですし、事業所は全額収益になる訳です。保護者としては支払額が低いので本来の金額相当のサービスを受けているかどうかの判断が難しいと思われます。
このような現状がありますが、児童発達支援事業所での事故は絶えません。体罰があるところもあるそうですし、子どもか事業所から出て行ってしまって遠い場所で発見されるというケースもあります。ですから、児童発達支援事業所に預けたからと言って安全だ、という訳ではないようです。

お子さんの安全を第一に考えることはお子さんをお預かりする上で最も優先すべきことです。これは学校でも同じことです。お子さんの更なる成長を望むために学校以外でできることはたくさんあると思いますが、選択の難しさがあるように思います。