イメージすることが難しいお子さんにパーソナルスペースを教える

幼い子どもはスキンシップが欠かせませんが、
スキンシップが大好きなお子さんでも
小学生になったらスキンシップでの
コミュニケーションの取り方を
改めて考える必要が出てくると思います。

そこで必要になるのが「パーソナルスペース」という概念です。

先日、
東大のグループの研究結果が
米科学誌「PLOS ONE」オンライン版に
掲載されたこちらの記事も
パーソナルスペースという
概念の難しさを
物語っているようにも思えました。

研究結果は自閉症の方を対象にしたものですが、
自閉症でなくてもパーソナルスペースを
学ぶことは誰にでも必要なことだと思います。

 

パーソナルスペースについての説明は
以前のコラムでお読みいただけるとありがたいです。

今回は、パーソナルスペースの「教え方」について考えていきましょう。


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まずは、ここで言うパーソナルスペースは
「さほど親しくない相手と会話をする」
ということを想定しています。

お子さんの立場でいえば、
学校の先生、クラスメイト、道で話しかけられた時などの場合です。
相手の表情や口の動かし方が見えて、
かつ、手を伸ばすと届くか届かないか、
というくらいです。

私たちは自然に丁度良い距離を保つことができますが、
「○m」と詳しく教えることで
パーソナルスペースの理解が
難しいお子さんに分かってもらえます。

 

ただ、数量の概念がまだ育っていなかったり、
想像を働かせることが非常に苦手なお子さんもいます。
その場合は
「片手を広げて相手にぶつからない広さ」
というように教えます。

このようにすればメジャーも不要ですし、
自分の身体なので想像力を精一杯はたらかせずに済みます。

 

障害の程度が重ければ重い程、
支援者側がこの概念の指導を怠りがちになります。

実際に私もそうでしたし、
子どもたちが思春期を迎える前までに
教えておくべき課題だとも思います。

 

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