ありあんちの個別課題

これまで実施してきた個別課題の一部をご紹介いたします。

【着替えの仕方】

小学校で、身に付けている下着以外の衣類を全て脱いでから着替えているお子さんが多いと気づきました。大人になってから、というよりもこれから成長していく過程で必要になってくるスキルだと思いました。せっかく自分で着替えることができるのに、幼い子どものような着替え方ではもったいないと思い、体操着に着替える手順と私服に着替える手順をを教えました。

 

 

【お風呂に一人で入る】

「もうすぐ5年生なのに、まだ私が一緒に入っているんです」「よく、水着を着て体を洗ったり髪を洗う時だけ手伝っているというママさんもいるようなのですが、私はそこまでは考えていませんし、実際そういう場面は社会にもありませんし…」というお悩みを抱えていた保護者の方の悩みを解決するために「お風呂のどの場面で他人の手が必要なのか」を聞き取りをしました。すると、写真にあるように体を洗うことと洗髪することでした。

写真は手順表ですが実際は手順1枚ずつの動作を教えました。その後にアクティブティシステムを整えました。

 

【余暇を充実させるために】

DVDを鑑賞するのが好きなYさん。ある日、ご家族と映画館へ行きました。作品がとても気に入ったようで、その気持ちをジャンプをしたり腕を大きく動かしたり声を出してしまったりと体で表現してしまいました。

これでは他のお客さんは不快に思ってしまう可能性が高いはずです。そこでYさんもお客さんも同じ時間を快適に過ごすことができるよう、映画館での約束を視覚的に表現しました。

映画館で上映前に流れる注意事項は「禁止」や「否定」が多く、これでは知的障害や発達障害のあるお子様には分かりにくところがります。何をすれば良いかを教えることが大切なのです。

 

【注目を維持させるために】

知的障害や発達障害のあるお子さんの中には、注目を維持するということ自体が難しい場合があります。そのため、保護者の方が教えたいと思っても教えられないことは多いものなのです。よく「しつけがなっていない」と勘違いなさる第三者の方もいらっしゃるのですが、保護者の方はたくさんの努力を重ねているのですが、お子さんは注目の仕方が分からなかったり見ていても瞬きをするくらい一瞬だったりするのです。

この注目している時間を延ばす一つの方法としてファスナー付のクリアポケットを利用する方法があります。細部を細かく見ることが得意な場合は、ファスナーの開閉の様子によく注目しています。また、そうでなくてもファスナーと言うものは腕を横方向に動かす動作を要します。お子さんの中にはこの横方向に動かすという動作自体が少し苦手な場合があり、そのようなときにファスナーに注目してくれるからです。

 

 

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